教育の特色
高知中央高等学校では、スマートフォンや様々な連絡・情報共有ツールを利用し、保護者の方から教員・生徒間のやりとりを円滑に行う取り組みを行なっております。ここでは、「LINE」「防災の取り組み」など、それぞれの具体的な取り組みについてご紹介いたします。
高知中央高等学校では、スマートフォンや様々な連絡・情報共有ツールを利用し、保護者の方から教員・生徒間のやりとりを円滑に行う取り組みを行なっております。ここでは、「LINE」「防災の取り組み」など、それぞれの具体的な取り組みについてご紹介いたします。
社会では、情報通信を駆使したビジネスモデルが多様化し、近年では出社しなくても仕事に取り組む「テレワーク」が都市部を中心に広がりを見せています。時代と共に変化する情報ツールを正しく活用できる能力を養うため、本校ではクラスや部活動単位でグループを作り、普段の学校生活の中でLINEを活用して情報共有を図っています。
日本初のLINEを活用した本校の取り組みが、全国あらゆるメディアから注目を集め、その実績は高く評価され、「学校教育とSNSの融合」の先駆者的存在となっています。
インターネットやSNSをめぐるトラブルを未然に防ぐためには、一人ひとりのネットリテラシー向上が重要になってきます。インターネットの便利さを実感する一方で、自らが誤った使い方をすれば個人情報流失や損害賠償請求などの法的制裁を受けることも理解していかなければなりません。
本校では入学時からSNSのモラル・マナー講習を開催し、情報化社会の中で活躍する人材育成に努めています。
災害時においては、正確に情報発信し、またたくさんの災害関連情報を正しく読み取って自分の避難行動に役立てるスキルが求められます。
本校では急な悪天候によって臨時下校となった場合には、スマートフォンを活用して帰宅確認をするなど、スマートフォンを活用した防災への取り組みに力を注いでいます。
本校ではスマートフォンを有効に活用して、避難訓練や防災学習を展開しています。通信回線が寸断した状態でも、ライトやブザーなどの機能をフル活用することで、スマートフォンは自分・他人の命を救うツールにも役立てることができます。
また、高知市では、東日本大震災での通信断絶を教訓に「高知市津波SOSアプリ」を開発・導入しました。このアプリは、大規模災害が発生した時のみ有効なツールで、普段使用している通信網が断絶した状態でも、アプリをインストールした各端末が中継基地となることで、SOS情報をリレーしながら災害対策本部まで届ける仕組みとなっています。全国からも注目を集める同アプリですが、スマートフォンの操作に慣れている高校生と地域の人々が一緒になって同アプリの動作検証、また普及につなげる訓練にも、本校生徒は参加しております。